ひがやすを技術ブログ

電通国際情報サービスのプログラマ

NTTデータが社内カンパニー制へ

NTTデータグループのトータルパワーを効率的に高め、お客様や社会の要請・期待に機動的に応じていくことを目的に、経営管理体を大括り化する方向で、事業運営を見直します。具体的には、シナジーを発揮しやすい複数の事業を纏めるかたちで、以下の3つのカンパニーを設置します。

  • パブリック&フィナンシャルカンパニー
    • 行政、医療、金融、決済などの社会的な基盤を担う高付加価値なITサービスを提供する事業グループ
  • グローバルITサービスカンパニー
    • 製造、流通、サービス、メディア、通信などの事業活動を支える高付加価値なITサービスをグローバルに提供する事業グループ
  • ソリューション&テクノロジーカンパニー
    • 先進的なITサービスを支える基盤・ソリューションを提供する事業グループ

NTTデータが社内カンパニー制へ移行するようですね。
分社化と社内カンパニー化の違いがわかりづらいので、ざっくり説明すると

  • 分社化
    • 企業の一部門を分離し、独立した会社にすること
  • 社内カンパニー化
    • 一つの会社の各事業部門をあたかも独立した会社のように分け、事業を運営する仕組み。

まだ、わかりづらいなぁ。要はどちらも部門ごとに独立採算性なんだけど、登記簿上別になるのかならないかの違いですね。
ぱっとみ、公共と金融がくっついたパブリック&フィナンシャルカンパニーが最も強そう(?)。
基盤チームが、独立採算制で成り立つのかという疑問はあります。


組織図をみて面白いのが、グループ会社もカンパニーに含まれていることですね。
http://www.nttdata.co.jp/release/2009/051202-01.html
グループ会社の吸収合併に見えるけど、でも、登記簿上はこれまでと変わらないとは、どういうことなのかよくわかりません。