SIは本当に終わったのか?

SmartNewsやBacklogの華やかな成功をみていると、SIになんて明るい未来はないんだから、これからはスタートアップをやるべきだと思う方も少なくはないでしょう。
だけど、世の中そんなに甘くない。


私は、2011年から5年間、スタートアップのようなことをずっとやっていますが、未だに何一つ成功していません。
問題は、技術にあった訳ではありません。やりたいことで実現できなかったことなんてなかった。
問題が、アイディアにあった訳でもありません。もちろん、アイディアが今一で、失敗したプロジェクトもありますが。電通の人たちと一緒に仕事をやっているので、アイディアは面白そうなものがほとんどです。でも、実際に実装してみると、それほど面白いものにならない。


これ、実はしょうがないんです。アイディアは実装するまで、その本当の面白さを確認できないから。
だから、スタートアップでは、アイディアの面白さが確認できる必要最小限度のプロダクトを最初に作って、面白くなりそうだったら続けるし、今一ならやめる、もしくは方向性を変える訳です。
でもね、普通は、資金が限られているから、そうそう何度もトライできない。資金がつきたところで、終了です。


リーンスタートアップなど、スタートアップの成功の確率を上げる理論は、既に確立されています。しかし、理論通りに正しく努力したとしても、かなりの確率で失敗してしまうのです。
私の場合は、社内スタートアップということもあり、何度も何度もトライすることが、今のところ許されてますが、いつまでも失敗が許される訳ではないでしょう。


「じゃ、やっぱりSIでいいじゃん」みたいな単純な話でもない訳で、この辺のことを、Seasar Conference 2015で議論してみたいと思います。
かなり数のスタートアップと一緒に仕事をしてきたAmazon Data Service Japanの大谷さんに登壇してもらい、ぶっちゃけどうなの?と聞いてみたいと思います。また、彼は、SIer(ISID)から出てADSJに移った訳で、その辺もぶちまけてもらいましょう。


また、スタートアップとSIerのハイブリットで成功した事例として、またまたヌーラボの橋本さんに登壇してもらい、話を聞きたいと思います。
私は、スタートアップの失敗例をしゃべる担当&モデレーターをやります。


Seasar Conference、まだ、申し込みをしてない方は、下記のリンクから。
http://seasar.connpass.com/event/19317/