ひがやすを技術ブログ

電通国際情報サービスのプログラマ

OSSの開発者にとっては今の不況はチャンス?

OSSは安くて良いシステムが作れる」のは、もう説明の必要はないと思う。もちろん資金潤沢であれば、「金かけて良いシステム」というのがアリだろうけど、景気が悪くなるととにかく支出を削られる。そうなると、金のかけようがない。多少ショボくても金がかからない方がいいし、良いシステムになるんだったらそっちの方がいい。最近は金取るソフトは「金かけて良いシステム」を目指す方向ばかりのように見えるので、そっちの方景気の影響はが厳しいと思う。

景気後退の局面では、ユーザの目が厳しくなる。ブランドよりも、安くて良いシステムを作ることが求められる。OSSの開発者にとっては、自分たちのプロダクトが良ければ認めてもらえるチャンスが、確かに増えるかもね。
一般的にOSSのプロダクトは、良いものでも認めてもらえるチャンスは、ほとんどないからね。じゃ、どういうプロダクトが認めてもらえるかというと、それは、運の良いプロダクト。運の良いプロダクトになれるチャンスが少しでも増えるなら、この機(景気後退)を生かさない手はないと思う。