ひがやすを技術ブログ

電通国際情報サービスのプログラマ

S2JSFチューニング

tableを多用している画面が遅いという指摘を受けたので、S2JSFをチューニングしました。これまで、S2JSFはタグごとにUIComponentにマッピングしていたのですが、コンポーネントが多くなると遅くなってしまうというのが直接の原因です。
これを改善するために、動的に変わらない部分はすべてTextとして処理するという対応を行いました。これにより、1桁速くなったと思います。また、コンポーネントの数が減ったので、うれしい副作用としてメモリの使用量が減ったと思います。
今回のチューニングは、S2JSFに関するかなり重要な機能改善です。既に稼動しているサイトも置き換える価値はあると思います。パフォーマンスがボトルネックになっていないなら、もちろん置き換える必要はありません。
今週中に1.0系、1.1系ともリリースされる予定です。