S2Unit

次のバージョンではS2Unitが大幅に強化されます。
S2DataSetと連携することによりDBのテストが簡単になります。
検索のテストをするためには、検索用のデータと結果を確かめるための
データをExcelで用意します。Excelのデータは、シートがテーブル名、
最初の行がカラム名、2行目以降はデータで構成されているものです。

class EmployeeDaoImplTest extends S2TestCase {

//テストメソッドの直前にS2Containerから型で自動的に設定される

private EmployeeDao dao_;

//testGetEmployee用のsetUpメソッド

void setUpGetEmployeesTx() {

  include("j2ee-config");

}

//テストメソッドの最後にTxをつけるとテストを開始する

//直前に自動的にトランザクションが開始され、

//テストが終わると自動的にトランザクションをロールバックするため

//更新したデータをクリーンアップする必要がない

void testGetEmployeesTx() {

  //search.xlsの内容が読み込まれてDBに格納される

  //DBへ接続するための情報は、j2ee-config.xmlから

  //自動的に取得する

  readXlsWriteDb("search.xls");

  List result = dao_.getEmployees();

  //JavaBeansのリストで返ってきた結果をDataTableに変換する

  DataTable table = new DataTableImpl("emp);

  table.setupColumns(Employee.class);

  table.copyFrom(result);

  //結果用のExcelデータを読み込む

  DataSet ds = readXls("result.xls");

  //結果が等しいかどうか検証する

  assertEquals(ds.getTable("emp"), table);

}

更新のテストはこんな感じ。

void setUpUpdateEmployeeTx() {

  include("j2ee-config");

}

void testUpdateEmployeeTx() {

  //更新するためのデータを用意

  readXlsWriteDb("prepare.xls");

  Employee emp = new Employee();

  emp.setXxx(...);

  dao_.updateEmployee(emp);

  //更新した結果を検索する

  DataTable table = readDbByTable("emp", "empno = 7788");

  //結果用のExcelデータを読み込む

  DataSet ds = readXls("result2.xls");

  //結果が等しいかどうか検証する

  assertEquals(ds.getTable("emp"), table);

}

データを読み込むためのメソッドはreadDbBySql("SELECT ... ", テーブル名)
もあります。