ひがやすを技術ブログ

電通国際情報サービスのプログラマ

S2DAOやXen,OpenOfficeなどが大手ベンダーの定番に

iBatis, Seaser(S2DAO)などのO/Rマッピング・ツール, TortoiseSVN, Tracなどのソフトウエア管理ツール,バグ管理ツールのBugzilla, pgAdminやMYSQLAdministratorなどのデータベース用管理ツール, テストツールのSelenium, Eclipse WTPFirebug, 軽量データベースのFirebird, Sqliteも複数の大手ベンダーで実績がある。

意外な調査結果ですねー。
Seasar類(ガートナー用語、Seasar2を中心としたプロダクト群をさすらしい)は、開発の現場で使われているとは思っているけど、ほとんどの大手ベンダーで実績があるとは正直意外です。もちろん、ここに出てくる大手ベンダーの中には、Seasar2の商用サポートを利用されている方々もいるので、使っていることは知ってましたが、極一部の話だと思っていたからです。


もともとSeasar2は、名(実績)より実(生産性の高さ、開発スピード)を選ぶところで使われていました。お客様から「何使ってもいいから安く早く作ってよ」と言われる現場で使われることが多かったわけです。
それに対して、大手ベンダーは、技術(プロダクト)の選択責任なども出てくるので、慎重にSpringやHibernateといった名のあるプロダクトを選びます。
だから、この結果は、私の想定とは違っていて意外だったわけですが、これもSeasar2を取り巻く多くの人の努力の結果、実績が増えた結果だと思います。本当にありがとうございます。そして、これからも一緒に実績を積み重ねていきましょう。