Slim3 Strutsの新機能
Slim3 Strutsでは、アクションとアクションフォームが統合されます。SAStrutsで、アクションフォームを分離する方法が好まれているのは、セッションを使いたくなったときに、アクションフォームを別途作らなければならなかったからです。セッションを使う使わないで、クラスの構成が違うことが嫌がられたわけです。
Slim3 Strutsでは、S2Strutsのようにアノテーションのついたアクションのプロパティを自動的にセッションに格納する機能が、搭載されるので、上記のような問題はおきません。
@SessionScope public String aaa;
また、Cookieを使った状態管理もサポートします。
@CookieScope public String aaa;
Cookieを永続化することもできます。
@CookieScope(permanent = true) public String aaa;
Cookieがサポートされている環境なら、セッションを使わずに開発することができます。フィールドにnullを設定すると、自動的にセッションやCookieから削除されます。