TopHatenarにみる「Javaの復活」
TopHatenarを知っているだろうか。
http://tophatenar.com/
はてなユーザのRSSフィード購読者数とソーシャルブックマーク獲得数のユーザランキングを表示してくれるサイトだ。
ここ2,3ヵ年の流れだと、こういうアイディアサイト(作るに時間はかからないけどアイディアが秀逸なサイト。あまり好きじゃない言葉だけどWeb2.0系サイトともいえるかも)は、Railsで作るのがはやっていた。Railsのほうが作りやすいし、注目も集めるから。
TopHatenarは、実はJavaで作られている。フレームワークはSeasar2系だ。作者は、こういっている。
このサービスは、僕が去年末ごろから持っていたアイデアを、Cubby+Mayaa+S2JDBCの使い心地を確かめる意味を込めて実装したものです。
僕がWebアプリを作る上でのフレームワークの好みは、S2JSF、Teeda、Railsと変遷して、ここ半年ぐらいはシンプルなClick Frameworkがベストかなあなんて思ってました。でも最近、Clickと同じぐらいシンプルで、しかも『RESTライクな奇麗なURL』という強烈な魅力を持ったCubbyが気になり出しました。で、少し試してみたところ、あっという間にCubbyが好きになってしまいました。元々仕様がシンプルなのに加えて、HOT deploy対応もばっちりだから、本当に開発がサクサク進みます。気付いたら徹夜してTopHatenarを作ってました。
Railsの登場以来、生産性の悪い言語のレッテルを貼られていたJavaだけど、生産性の上でも、復活を遂げたと思ってもいいかもしれない。こういう意見もある。
SAStrutsとRailsの開発速度は変わらないんじゃないの
Railsで作られたサービスとして有名なTwitterもJavaのクローンが出てきた。
http://sourceforge.jp/forum/forum.php?forum_id=15128
JTwitterの中でもSeasar2が使われている。