ひがやすを技術ブログ

電通国際情報サービスのプログラマ

プログラマ老いやすくハッカー成り難し

おごちゃんのところで、「おっさんハッカー」ってエントリがあったから、最初は小林さんのことかと思って読み始めた。でも、エビちゃん好き、CanCam好きのおっさんって違和感あるから、そうではないのか。

ところでここで説明なしに「おっさん」と言ってしまってるけど、一応おっさんについての定義をしておこうと思う。いろいろ考えたのだけど、

本人の能力 < 本人の社会的位置

となったらおっさんではないかと思う。たとえば、「高給とってるダメな上司」なんてぴったりこの式にあてはまるし、「評論家」なんてのもその評論対象の世界ではそうだし(そうでなかったら評論家なんかならなくて現役のはずだ)、「35歳」過ぎて単価と原価が逆転してしまったプログラマなんかもあてはまる。つまり、

他人の稼ぎで給料が作られるようになったら「おっさん」

ではないかと思うわけだ。だから、要員派遣だけで歳なりの給料はもらえないし、プログラム書くだけで歳なりの給料はもらえない。何らかの形で他人の稼ぎを回さなきゃいけないわけで、それが「管理」であったり「企画」であったり他のものであったりする。

あれれ、ここで出てくるおっさんって、俺ジャンみたいな(笑)。まぁ、今年で40才になるから、年から言えばおっさんでも不思議はないけどね。


ただ、俺的なおっさんの定義は、おごちゃんのものとは違う。俺的な定義は

成長するための努力をやめてしまったら「おっさん」

だというものだ。人間は、努力を続けて(脳を使い続けて)いれば、脳も発達していく。実際に自分の立場で考えてみても、高校のころより、今のほうが、頭(脳)の働きがいいと思う。

定員があるから若者に譲るとか考えるよりも、年齢に関係なく、「がち」で競争したら良いんじゃないかな。そのほうが、若手も短期間で成長し、自分たちを超えていけるようになると思う。

若者より能力で劣るけど、ハッカーで居続けたいなら、努力して若者の能力を超えてしまえばいい。その努力は、若者にもいい影響を与えると思う。