ひがやすを技術ブログ

電通国際情報サービスのプログラマ

技術者はもっと自分の評価(給料)にこだわるべき

私も,自分がやったぶんは認められたいという思いはあります。好きなことをやらせてもらっていれば,別にどういう評価だって関係ないよ,というのは技術者にとって良くない。やっぱり自分がちゃんとやったぶんは,ちゃんと世の中からも会社からも認めてもらうような形にしないと,後から入ってくる人が,がんばろうというモチベーションがなくなるじゃないですか。今後のIT業界のために,ちゃんと何かやったぶんはほめられるよ,という世界にしていきたいなとは思っていますね。私をそのための良い踏み台にしてほしいです(笑)。

Seasar2によるスーパーアジャイルなWeb開発』発売記念インタビューの後編が公開されました。
この中で最も伝えたかったことは「技術者はもっと自分の評価(給料)にこだわるべき」だということです。好きなことをやらせてもらえるなら、「評価はそんなに気にしない」だとか「給料はそこそこでいい」だとか、思っている技術者は、結構いるかもしれません。
しかしそれは、「ダメ。ゼッタイ。
最初に身も蓋もないことを言うと、「会社から評価されない人は、自分の好きなことはできません」。会社から放置されて、その間好きなことができることはあるかもしれません。でも、そういうのは長く続かない。自分の好きなことを長く続けたいなら、自分のことを会社に評価してもらうしかないのです。
「給料はそこそこでいい」と思っている人は結構多いかもしれません。しかし、それもダメ。
評価はきちんと給料に反映しなければいけない。給料は、最も客観的に、社会があなたのことをどう評価しているのかをあらわします。だから、きちんと評価してもらい、それを給料に反映させなければいけないのです。
これから、仕事につこうとしている人たちが、一番気にするのは、やはり給料でしょう。この業界をよくしていきたいのなら、自分を磨き、その結果を給料に反映させましょう。「この業界は給料が良い」あるいは「認められたら超お金をたくさんもらえる」そう、若い人たちに思ってもらうことができれば、優秀な人がどんどん入ってきて、さらに給料の水準も上がっていくのです。