ひがやすを技術ブログ

電通国際情報サービスのプログラマ

オープンソースより独自フレームワーク

Webフレームワーク選択の世界ではデベロッパたちは未だ独自のものを作っている

記事では、Webフレームワークのことにしか触れていませんが、DIコンテナやO/Rマッパに関しても、きっと同様でしょう。
例えば、Springフレームワークは、DIコンテナのデファクトスタンダードですが、googleでweb全体で検索(spring javaspring framework OR java)するとそのヒット件数は


1,120,000 6,920,000
これだけだと、多いか少ないか良くわからないと思うので、Seasarとくらべてみましょう。googleでweb全体で検索(seasar java)するとそのヒット件数は

635,000
大体Seasar2倍弱10倍強です。googleのヒット件数が、利用者の数と比例するとは限りませんが、ある程度はリンクしているでしょう。世界全体で、Seasar2倍弱10倍強ってことは、利用しているのは、技術動向に敏感な一部のユーザだけで、それ以外のユーザは、独自フレームワークを使っているということじゃないかなと予想します。日本のITの規模は、大体世界の1/10位なので、日本におけるSeasarの利用割合と大体同じということだと思います。
人気のあるプログラミング言語の順位をみても、Javaそのものは人気があるので、オープンソースのマーケットが非常にニッチだということだと思います。
追記:Springの件数が感覚より少ないので、小林さんの教えてもらって、spring framework OR javaで検索するように、書き換えました。