ひがやすを技術ブログ

電通国際情報サービスのプログラマ

パフォーマンス比較4

第四弾として、AOPのパフォーマンスを測定してみました。Helloという文字列を返すInterceptorが仕掛けられたメソッドを10,000,000回呼び出すものです。Seasar2のバージョンは、2.3.7、Springは1.2.6です。これは、この後最新版でも比較します。
結果(の平均)は、Seasar2が1000ms、Springが4000ms。4倍くらいSeasar2が速い。Springは、JDKのProxyとcglibを使うバージョンを試してみましたが、結果はほとんど一緒でした。
そういえば、DynaAOPはSpringより4倍以上高速という記事がありましたね。Seasar2もバージョン2.1までは、AOPのライブラリとしてcglibを使っていたので、低速だったんですが、2.2からJavassistを使うように書き換えて、高速化されています。
このパフォーマンス比較のソースコードは、後で、オープンソースとして公開します。