ひがやすを技術ブログ

電通国際情報サービスのプログラマ

KuinaとS2Dxo

Kuinaは、Persistence APIのためのフレームワークですが、次の5つに分かれます。

  • Kuina
    • Kuinaのインターフェースを規定。Persistence APIのインターフェースをJDK1.4でも動くようにしたもの。
  • Kuina Core
    • Persistence APIの実装。
  • Kuina Dao
  • Kuina Tiger
    • KuinaをJava5で動かすためのモジュール。Persistence APIのサンプルで出ているようなやつは、これを使って動かせます。
  • Kuina Backport175
    • KuinaをJDK1.4で動かすためのモジュール。

最初のバージョンは、正月明けに出す予定ですが、Kuina Core、Kuina Daoは間に合わないので含まれません。そのかわり、Hibernate3で、Kuinaのインターフェースを実装したS2Hibernate1.2(できればS2Hibernate2にしたい)を出します。
Kuina + Kuina Tiger + S2Hibernate1.2 + Hibernate3は、Hibernate3 + Hibernate Annotations + Hibernate EntityManagerと機能的にはほぼ同じです。ただし、Kuinaのほうは、Kuina TigerKuina Backport175にかえれば、JDK1.4でも動作します。
最初のバージョンを出した後、Kuina Coreの開発に入り、完成するとS2Hibernate1.2 + Hibernate3のかわりに使えるようになります。ただし、Hibernate3も引き続き使えるようにする予定です。
Kuina CoreとHibernate3との違いは、Kuina Coreは、エンティティに対するDIとAOPをサポートする点です。
S2Dxoは、Kuinaの最初のバージョンと共に出す予定でいます。