ひがやすを技術ブログ

電通国際情報サービスのプログラマ

Lesson3

Lesson1, Lesson2では、汎用的なロジックを持つコンポーネントをuser_classesに配置しました。user_classesに*.asを置くことは、割とポピュラーな話ですが、実は、*.mxmlもuser_classesに配置して、再利用できるんですよ。
Flexでは、Flashコンポーネントを作ってSWCにして、再利用することも出来ますが、結構面倒です。まずは、MXMLで作ってuser_classesにおくのが手軽で簡単です。
今回は、ボタンコンポーネントを作ってみましょう。messageプロパティを持ち、ボタンが押されたら、messageプロパティの内容を表示することとします。

user_classes/lesson3/HelloButton.mxml






user_classes/lesson3/HelloButton_script.as


import mx.controls.*;

var message:String;

function greet():Void {
Alert.show(message);
}

varで宣言するだけで、簡単にプロパティを作ることが出来ます。
それでは、このHelloButtonコンポーネントをアプリケーションから呼び出してみましょう。

lesson3/HelloApp.mxml





コンポーネントのファイル名から.mxmlを除いた部分をタグ名として、パッケージをxmlns属性で指定します。コンポーネントのプロパティは、属性で指定するだけでOK。簡単ですね。
Viewのコンポーネントを作るという点では、他のフレームワークと比べてもFlexがいちばん簡単な気がします。