ひがやすを技術ブログ

電通国際情報サービスのプログラマ

Seasar2.1系

Seasar2.1系は、

  • HttpServletRequest, HttpSessionをスコープにしたコンポーネントの管理。
    • componentタグのinstance属性にrequest, sessionを追加。
  • getter injection。
    • getter methodにアスペクトを仕掛けて、内部的には、S2Container.getComponent()を呼び出す機能。
    • propertyタグにgetter属性の追加。
  • HttpServletRequest, HttpServletResponse, HttpSessionの自動バインディング
    • たぶん、getter injectionと併用。

が組み込まれます。これらの機能は、プレゼンテーション層のコンポーネント管理を想定しています。
S2JSFは、Seasar2.1系で動くことになります。
これまでは、プレゼンテーション層、業務ロジック層、データアクセス層の機能を個別に見せていたため、全体像を把握し辛い点もあったかと思いますが、S2JSF以降は、1セット(S2JSF + S2 + S2Dao)のサンプルを提供します。
もちろん、これまで通り、S2Struts, S2Tapestry, S2Hibernate等も利用することが出来ます。