ひがやすを技術ブログ

電通国際情報サービスのプログラマ

ダイコン時代の設計手法 - 作業待ちの回避

ここでいう作業待ちとは、前工程が決まらないために
後工程の人が遊んでしまう状態のことです。
作業待ちが起こると工数的なダメージがあるばかりではなく、
開発者のモチベーションも下げてしまいます。
仕様と実装を明確に分離し、仕様を先につめるようにしておけば、
実装が追いつかなくても、モックで作業を進められるので、
実装が追いつかないことによる作業待ちは回避できます。
残りは、ユーザや分析者が仕様を決められない場合でしょうか。
ユーザや分析者は、当然間違ったものは作りたくないので、
いろいろ悩み意思決定が遅れます。確かに業務ロジックの中身を
Fixさせるのは時間のかかることです。
しかし、業務ロジックのインターフェースを決めるだけならそんなに
時間はかからないと思います。
インターフェースさえ決まれば、作業待ちは回避できます。
ユーザや分析者にいきなり細部までつめてもらうのではなく、
先ずはインターフェースを決めてもらってから、後から詳細を決めて
もらうようにすれば、たいていの作業待ちは回避できるのではないでしょうか。