新しいサービスを作るのになぜ今が絶好のチャンスなのか

おとといのエントリで新しいサービスを作る側に回ろうよという話をしました。
受託開発に未来はない? - yvsu pron. yas


新しいサービスを作るというのも難しい話ですが、今は、絶好のチャンスなんですよ。


ガラケーがピークを過ぎ、徐々に衰退し始めている。iPhone/AndroidのようなSmart Phone、iPadのようなSmart Bookも広まりつつある。Goole TVのようなSmart TVも出てきます。
広まりつつあるのがポイント、広まってから新しいビジネスを始めても既に手遅れ。
常識的な人は、国内のSmart Phoneのマーケットは1000万台くらい年間売れてからだよねと思っていることでしょう。2010年は300、400万台程度と予想されているので、まだまだマーケットが小さいと思っているわけです。
国内だと確かにそうですが、グローバルなマーケットで考えると国内の10倍以上なので1000万台を楽に超えています。
グローバルなサービスを提供するなら、今でも早過ぎることはないのです。


iPhoneのマーケット、Androidのマーケットというようにマーケットを分けて考える必要もありません。ネイティブアプリでサービスを提供するとそれぞれのマーケット向けにアプリを作る必要がありますが、HTML5でアプリを提供すれば、1つのアプリでどちらのマーケットにも対応できます。
実は、Smart Phone,Smart Book,Smart TVのブラウザはWindows Phone 7を除いては、みんなWebkitベースのブラウザ(そうじゃないやつももしかしたらあるかも)なので、1つのアプリですべてのマーケットに対応できます。
実際は、プラットフォーム毎にWebkitのバージョンが違うので、そんなに簡単な話でもないのですが、そこもノウハウ/付加価値になります。
HTML5というと、ブラウザの互換性だとかいう人がかならず出てきますが、Webkitベースのブラウザに限って言えばそれほどひどい互換性の無さはありません(ある機能がまるまる実装されていないとかはあるけど)。
Webkitベースのブラウザという視点を加えることで、HTML5もまた、今でも早過ぎることはないのです。しかも、みんなまだ始めたばかりなので、先行者メリットを十分に狙えます。


クラウドを利用することで、資本の少ない人でも勝負できます。インフラに莫大な費用がかかることもない。コストが安く、自動的にいくらでもスケールアウトするという点で、コンシューマ向けのサービスを提供するならGoogle App Engineがおすすめです。
なぜかというと長文日記にあるようにコンシューマ向けのサービスを提供するとRDBMSがたいていボトルネックになります。コンシューマ向けのサービスにはRDBMSよりNoSQLのほうが向いてます。
Google App EngineにはBigtableというNoSQLが搭載されていて、それを使いこなすためのノウハウも既に蓄積されています。Bigtableの使い方を学ぶなら、この本がおすすめです。一見Slim3の本のように見えますが、この本は、Bigtableをいかに使いこなすかについて書いた本です。本当は、「Bigtableを使いこなせ」ってタイトルにしたかったんだけど、出版社がどうしてもSlim3って入れたいというからそのタイトルになってるんだけどね。
NoSQLは他にもいろいろあるけど、いろいろノウハウが溜まっている点では、Google App EngineBigtableを使うのが一番確実でしょう。


twitterで#appengineでsearchしていれば、有用な情報が豊富に入ってきます。


ほらね。今は、新しいサービスを作るには、絶好のチャンスなんですよ。わたしもトライするし、いろんな人にトライしてもらいたいなぁと思います。


こんなこと書いて、お前になんの得があるんだと思われる方、あるいは、どうしてそんなに必死なんだと思われる方もいるかと思いますが、理由は簡単。私が新たなサービスを立ち上げて仮に成功したとしても、その効果はたかがしれています(自分の周りだけ)。
行動力なある人がどんどん、次の成長分野に挑戦して成功するとで、日本も成長路線に戻れるかもしれません。ほっとくと日本は衰退するからね。
グローバルな社会なんだから、日本が貧乏になろうが、金のあるところから取ればいいだろうと思う方もいると思いますが、日本人である以上そこまでドライには考えられないのが、実際のところ。
だからこそ、次の成長分野に一緒に挑戦しようよということです。