ひがやすを技術ブログ

電通国際情報サービスのプログラマ

Flex2入門記 - 1

現状の一般に手に入るFlex2最新版は、public beta 1(1/30)です。まずは、ダウンロードしましょう。http://labs.macromedia.com/flexproductline/
Flex Builder2を選んでください。ダウンロードしたインストーラをクリックするとインストールが始まります。途中で、Eclipse全体をインストールするか、Pluginをインストールするか聞かれます。Eclipseが3.1.1以上(3.1.1を含む)なら、2番目のFlex Builder Plug-in and Flex Frameworkを選んでください。Eclipseを2つ立ち上げるのは、メモリ的にもしんどい(私のPCのメモリは512MBだし)ので、Javaの開発をいっしょにやる人は、Plug-inをインストールしたほうが良いと思います。
Plug-inインストールを選んだ場合には、どのEclipseにインストールするか聞かれます。pluginsディレクトリの親ディレクトリを指定してください。
これで、しばらくするとインストールは完了。それでは、早速Eclipseを立ち上げてみましょう。
メニューから、File->New->Projectをクリックし、FlexフォルダーのFlex Projectを選択します。プロジェクト名を聞かれるので、適当にflex2_exampleと入力します。-は使えないので注意しましょう。
メニューから、Window->Open Perspectiveをクリックし、Flex Developmentを選択します。これで、Flexで開発する用意ができました。
プロジェクトのルートにflex2_example.mxmlというファイルができています。このファイルをダブルクリックしてください。ソースが(たぶん)表示されます。Designのタブをクリックしてください。
(たぶん)左側にあるOutlineの隣のComponentsのViewを見てください。そこのControlsフォルダのLabelをドラッグアンドドロップします。そのラベルをクリックすると(たぶん)右側にFlex Properties Viewが現れるので、TextにHello Worldと入力して、ENTERを押します。Designも変わったはずです。
これで、最初の開発は完了。Navigator Viewからflex2_example.mxmlを選んで右クリックし、Run As->Flex Applicationを選びましょう。ブラウザにアプリケーションが表示されたはずです。
Flex1.5のときは、アプリケーションサーバに接続しないと、稼動確認できなかったんですが、Flex2からクライアントに閉じていれば、アプリケーションサーバ無しでも稼動確認ができるんですね。かなり便利になりました。
これまでは、デザイナーさんに頼むときでも、Tomcatをインストールしてもらっていたんですけど、これからはそういう必要もなくなります。