ひがやすを技術ブログ

電通国際情報サービスのプログラマ

FileSystemTree

ファイルシステムをツリー上に表示させたい場合、FileSystemTreeコンポーネントを使います。どのディレクトリを表示させるのかは、directoryプロパティにFileオブジェクトで指定します。directoryプロパティを指定しない場合は、全ファイルシステムが表示されます。デスクトップを表示させるサンプルは次のようになります。

<mx:ApolloApplication xmlns:mx="http://www.adobe.com/2006/mxml"
    creationComplete="initApp()">
    
        <![CDATA[
        import flash.filesystem.File;
        private function initApp() : void {
            fsTree.directory = File.desktopDirectory;
        }
	]]>
    
    

stage,rootがいない その2

前のエントリでApolloでは、stage,rootがいないと書きましたが、それは間違いでした。m(_ _)m
ApolloApplicationのcreationCompleteのイベントでは、存在しませんが、applicationCompleteのイベントのときには、ちゃんと存在しているようです。次のプログラムで確かめました。

<mx:ApolloApplication xmlns:mx="http://www.adobe.com/2006/mxml"
    applicationComplete="initApp()">
    
        <![CDATA[
        private function initApp() : void {
            trace(stage);
            trace(root);
        }
	]]>
    

結果は次のようになりました。


[object Stage]
[object _Aaa_mx_managers_SystemManager]
2つめ(root)の結果が面白い。このアプリケーションは、Aaa.mxmlなのですが、そこから_Aaa_mx_managers_SystemManagerクラスが作成されているようです。

最小化した状態でアプリケーションを立ち上げる

Apolloでウィンドウを最小化したい場合は、windowオブジェクトのminimize()を呼び出します。

<mx:ApolloApplication xmlns:mx="http://www.adobe.com/2006/mxml"
    creationComplete="initApp()">
    
        <![CDATA[
        private function initApp() : void {
            window.minimize();
        }
	]]>
    

NativeWindow#close()を呼び出せば、ウィンドウを閉じることもできます。windowオブジェクトはNativeWindowクラスのオブジェクトです。

オブジェクトのクラスを知る

オブジェクトのクラスにアクセスするには、constructorプロパティを使います。ただし、strictモードだと、sealed(dynamicではない)なクラスのオブジェクトは、constructorプロパティにアクセスできません。その場合は、Objectでキャストします。


trace(Object(this).constructor);