ぼくがLLのひとに「ガツン」と申し上げたこと
ぼくは水曜日にTokyo Cloud Developerの集まりに出た。
そこで、LLのひとから、「Google App Engineは、Python版以外にJava版も出たけど、サンプル見たけど、たくさんコード書かなければいけなくて、正直どこがいいのか教えて欲しい」という質問があった。
blogに名前を出していいかの了解を得ることを忘れたので、ここには、LLの人としか書けない。
ぼくは、そこで一言申し上げた。あるいはそれは、「申し上げた」というような生やさしいものではないかも知れない。端的な言い方をすれば、ガツンと言ってやった。
客観的に見て、ぼくはガツンと言ってやったと思う。LLな方々を前に、「いまどきのフレームワークは進化しているから、言語による差なんて余りない。仮に、Javaのほうが二倍コードを書く必要があったとしても、開発の中でコードを書いている時間より考えている時間のほうが圧倒的に長いんだから、その辺は誤差でしょう。」と「がつん」と言ってやった。それが彼らに届いたかどうかは、ぼくには分からない。しかしぼくがガツンと言ってやったことだけは確かだ。
そうしたら、ヨシオリが出てきて、さらに「ガツン」といった。
「コードが多くても、実際の作業としては ctrl+spaceとctrl+1 を押すのが大半だから、生産効率に差はないんですよ。」
これだけをお伝えして、Java-jaチームがLLの方とお話ししたことについてのエントリーは、これで終わらせて頂くこととする。ご精読、ありがとうございました。
追記:コメントにも書いたけど、あの場では、仮にということで、Javaのほうがコードの量が多いという話にしましたが(そうでないと話がかみ合わないので)、実際は、フレームワークレベルだと、例えばRails(Ruby)とSeasar2(Java)を比べてもそんなに生産性(書く量は2割くらいはSeasar2のほうが多いかもしれないけど)は変わらないと思いますよ。
この辺に話が出てます。
http://d.hatena.ne.jp/higayasuo/20080216/1203153631
後、私は、Javaの良さがわからないといわれたので、良いと思っていることを伝えただけです。だれでも、好きなものがあって、人にその良さがわからないから教えて欲しいといわれたら、もちろん教えてあげるでしょう。
あわせて読みたい。
http://d.hatena.ne.jp/aureliano/20090611/1244726606