オープンソースはそんな殺伐としたものじゃない

どんな行動をとる時も、世の中に作品を出すというのならば常に敵の存在を意識しなければならない。

shi3zの言いたいことはわかる。自分のソースコードがコピーされて、それがコピーした人のオリジナルのようにいわれたら、誰だっていい気はしないだろう。


でも、あえて言っておこう。オープンソースの基本は、オリジナルのコピーと、それに対する改善なのだと。100%オリジナルのアイディアなんて見たことない。
これはオープンソースに限った話ではなく、たいていのものは、偉大な先人たちを真似たものだ。コピーすることにより、技術が伝承していく。
オープンソースがすばらしいのは、コピーすることに制限が余りない(ライセンスによる)ことだ。先人の良い点を学び、また、後に続く人が参考にしやすいようにソースコードを公開する。
自分もオープンソースから多くのことを学んだ。だから、自分で学んだ成果も、次の人のために公開する。


このモデルは、ある意味、映画のペイフォワード(Pay it Forward)の考えに近いといってもいいだろう。

システムとしては、非常に単純明解なものです。つまり、人は他人から厚意を受けた場合、その相手にお返しをしようとしますね。そうすると、その厚意は当事者間のみで完結して終わってしまいます。しかし、この“厚意”を受けた相手に返すのではなくて、次の人に別な形で『渡して』みたら、どうなるでしょう?。それを、1人の人が別の新たな3人に『渡して』いったとしたら

まぁ、善意のねずみ講ですな。


確かに、ライセンス違反をする人もいるだろう。しかし、悪意を持ってライセンス違反をする人は、自然に淘汰される。知らずにライセンス違反をした人は、指摘されて、ライセンス違反をしないように改めるだろう。
オープンソースの世界では、良いものは残り、悪いものは自然と淘汰されていく。
「敵がいる」なんて思う必要はない。