ひがやすを技術ブログ

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アンリ・ジャイエの思い出

昨日は、なくなった友人をしのぶワイン会でした。アンリ・ジャイエの好きだった友人のために、アンリ・ジャイエの86のニュイサンジョルジュをあけました。っていってもその友人のワインだけど。


今は、お酒がほとんど飲めないので、二口だけ飲みましたが、きれいに熟成してやさしくうまみのある味でした。アンリ・ジャイエのワインは、鰹節のようなうまみがあるんだよね。どのワインも。アカデミーデュヴァンの奥山先生もきてたんだけど、彼女によると、土の中に解けているプランクトンがうまみとしてワインに現れてくるんだそうです。ワインが若いうちは、海草っぽいけど、10年近くたってくると、鰹節っぽくなってくるんだとか。


アンリ・ジャイエがなくなったのは、9/20なんですよ。10年前に会いに行ったのを思い出します。10月くらいで、まだ醸造の最中だったんだけど、かるーく醸造所を見せてもらいました。石のタンクで醸造してました。写真も取ったのにどこに行ったんだろう。
お兄さんのルシアン・ジャイエにも会いに行きました。すぐ近くに住んでいるんですよ。家に入れていただき、いろいろ話を聞きました(もちろん通訳を通じて)。交通事故にあわれて、今は、ワインを作ってないといってました。


ワインはいろいろな記憶を呼び起こしますね。