ひらまつのソムリエが残念だった

昨日は、ひらまつの株主優待の食事会でした。コースとワイン飲み放題で\15,000だから、お店にとっては、儲けの出ない食事会です。株主のために、がんばってるなって感じ。
http://www.hiramatsu.co.jp/restaurants/hiramatsu-hiroo/
ワインは、ひらまつブランドのシャンパン、ソーテルヌ(甘口)、南仏のヴィオニエ(白)、クリュボジョレー(赤)という布陣。


ボジョレーといえば、ボジョレーヌーボーが有名です。ボジョレーヌーボーは、マセラシオンカルボニック(MC)方で作られる、若飲みのフレッシュなワインですが、クリュボジョレーは、畑限定で、MC方を使わず通常の赤ワインのように作られます。


このクリュボジョレーの1本が、ブショネだったんですよ。ブショネを大雑把に言うと、コルクのような風味がワインについてしまったものです。
http://www1.u-netsurf.ne.jp/~urase/drink/winedass/bouchonne.htm


ソムリエの人に、ブショネだからかえてくれっていったら、「MC法の香りと間違えられたのかもしれませんね」っていうんですよ。
これは、どう考えても「本当はブショネじゃないのに、MC法の香りと間違えられたんだね」という意味です。


客が間違えることも当然あるので、ブショネと認めないのは別にかまわないんだけど、グラスの香りもかがずに、「客に間違えたんだね」というのはおかしくない?
もしかすると、すべてのボトルを自分でティスティングした上で、提供しているから、ブショネじゃないという自信があったのかもしれないけど、もしかしたらということもあるから、ブショネと客に言われたら、グラスとボトルは再度確かめるのが、普通だと思う。


もっと致命的なのは、クリュボジョレーなのにMC法の香りがするとコメントしたことです。クリュボジョレーは、MC法なんか使わないのに。「MC法の香りと間違えられたのかもしれませんね」という言葉の裏には、「このワインはMC法の香りがする」ということだよね


クリュボジョレーは、MC法は使わないので、MC香がすることはありません。MC香がどういうものかというと、自分の感覚では、「むせるバナナっぽい香り」。今年、ボジョレーヌーボー飲むときに、バナナっぽい香りがするかどうか、確かめると面白いんじゃないかと思います。


ひらまつほどのお店で、ソムリエがクリュボジョレーでもMC法が使われていると思っているなら、非常に残念なことです。また、MC法が使われていると勘違いして、ありもしないMC香を感じたんだとしたらそれも残念なことです。


もしかして、最近のクリュボジョレーはMC法を使ってる?でも、そんな香りしなかったけどね。


同じひらまつ系の株主優待でも、サンス・エ・サヴールの食事会はとてもすばらしいものでした。ひらまつ本店がこのような結果だったのはとても残念です。


「ブショネのようだとあなたはおっしゃったが、私はワインは客観的に見ることができるんです。あなたとは違うんです」そういうことか。
ところで、これって「ふくだる」っていうの?
まさか、「やすおる」じゃないよね。