ひがやすを技術ブログ

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RubyとJavaの人は仲が悪い?

というか、言語自体の論争やら戦争を始めて生で感じた出来事かもしれない。Seasar の中の人の一人が 言っていたぽろっと言っていた『10年前にやっとけよ』という台詞がこの2日間リフレインしていた。彼の言っていたことの真意は分かりかねるけどおそらく、95年の登場時期ではなく、最近始めた Rubyist に対して言ったのだと思われる。少々「対立」という言葉には語弊があったかもしれないが、ただ、『Java は、近代の言語。Ruby は、現代の言語』で会場中が爆笑できるほどの状況ならば、Java をフィールドに活動している人間にとっては、気持ちいいものではない

私は、RubyRailsに関して、変に煽っている人がいたら、それはちょっとおかしいんじゃないのと突っ込むことはありますが、RubyRailsそのものを貶めることを言ったことはありません。
また、それはRubyRailsな人も同じだと思います。
正直言うと、『Java は、近代の言語。Ruby は、現代の言語』の爆笑のわけが良くわからないので、誰か教えてください。

Java は、近代の言語。Ruby は、現代の言語』で会場中が爆笑」は「何を馬鹿を言ってるんだか。確かにそういう煽りはありがちだけどさー。まぁ、Rubyへの愛に免じてその怪しげなところは置いておくよ」という笑いだったはずです。

が、そういう誤解を招いてしまうのは恐いなぁ。Javaファミリーの方向性の問題点とSeasarによる解決と、Rubyとの関係が語り尽くされた後である、という内輪に閉じたコンテキストであるが故の問題ですよね。

まだ、爆笑のわけがわかんないなぁ。
Seasarというのは、Javaという静的な言語を使いながら、Railsのようなさくさく感のある開発を目指しているフレームワークです。Ruby/Railsがいいと思っているからこそ、目指しているわけです。これは、Ruby/Railsな人に伝わっているんじゃないか思います。
だから、論争やら戦争はないと思いますよ。


ちなみに、『10年前にやっとけよ』ていったSeasarの中の人って誰ですか。中って言うのは、一緒に開発したり、運営している人って意味ですよね。Seasarのコミッタや運営者でRubyistのことを悪く言う人はいないと思います。
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きまずさが残らないよう、誤解はといておきたいですね。