ひがやすを技術ブログ

電通国際情報サービスのプログラマ

クリエータを大切にする会社

会社のトップが老害だと、その会社で、働いている人は、将来を不安に思うことでしょう。特にSI業界では、昔、凄腕の開発者(あるいはマネージャ)がトップに着くと、昔と今の状況のギャップから不幸な老害を起こしやすいものです。
詳しくはこちらをどうぞ。
SI業界の老害が若手と下請けを蝕む理由
うちの会社(電通国際情報サービス)がどうかというと、幸いなことに老害の被害が少ないんじゃないかと思います。
なぜかっていうと、CEOや社長が電通出身だから。古いSIのやりかたを知らないんです。もちろん、知らないことが良いとは限りませんが、昔のSIを経験しているからこそ起こる老害がないんです。トップがそうだと、その影響で経営層も老害を引き起こしにくくなります。


うちのCEOは、クリエイティブ出身で、いくつか有名なCMも手がけていたみたいなんですが、そのCEOに言われたことがあります。


お前はクリエイティブの連中と同じ雰囲気がある。連中は、無理やり何かをさせても力を発揮しない。やりたいことをさせるのが一番力を発揮するし、会社にとってもためになる。


今の自分がオープンソースというやりたいことをやっていられるのも、このようなトップの理解あってのことです。また、こんなこともいってました。


クリエイティブの優秀なやつが、出世してラインマネージャになったとたん、「だめ」になってしまうこともある。マネージャに向いてないやつはいるからな。それは、うちの会社も同じだ。これは、人事制度が悪い。だから、俺は人事制度を変える。優秀な開発者が、力を発揮させつつ、昇進していけるように、プロフェッショナル職を設ける。

今の自分は、プロフェッショナル職にいて、ラインの仕事をせず(ラインの仕事ももちろん重要だけど自分には向いていないと思う)に、自分の専門性を生かすことができます。これもトップの理解あってのことです。
この件についての詳細は、こちらをどうぞ。
優秀な技術者をラインマネージャにすると「だめ」になる


全員が私のように自由に行動できるわけではありませんが、「クリエータに力を発揮して欲しい」という会社の気持ちは本物だと思うので、クリエイティブな開発者を目指したい方は、ぜひ、うちの会社に来てください。
https://www.isidgroup.com/u/job.phtml?company_code=1


なんか今回は、超会社の宣伝ですね(笑)。今のSI業界は暗い話題が多いので、明るくなれるような話題を選んで見ました。