ひがやすを技術ブログ

電通国際情報サービスのプログラマ

サラリーマンプログラマの生きる道

きっかけは、典型的な Java屋 は JSP を使うことに何の疑問も持っていないのエントリ。
典型的なJava屋といえるほどJavaの世界は均質ではないよのエントリで、「それは言いすぎじゃないの」って批判を書いたけど、kwatchさんのいいたかったことは、「Javaの世界は技術的な興味はほとんどなく仕事として黙々とこなしている人が多い」ということでしょうか。それなら、「典型的」は言い過ぎにしても、それなりにいる気はしますね。違う言い方をすると、「サラリーマンプログラマが多い」ということかも。
以前に某I社で最新のSeasarのご紹介ということでS2JDBCの「流れるようなインターフェース」の講演をしたのですが、その後の講演の感想で、某I社は、技術的にどうのこうのよりも、いかに管理しやすいか(誰を?)が重要なので、「流れるようなインターフェース」の技術的な話は、興味がなかった人が多かったという話を聞かされて、そのときは、「まぁそうかも」って思ったんですが、今回の話と通じるものがありますよね。
サラリーマンプログラマが悪いとも思いません。自分だって、会社から金をもらってプログラミングをしているサラリーマンプログラマです。
でも、折角プログラマをやるんだったら、楽しく仕事がしたい。プログラミングをする上で、気持ちの悪いことがあったら、改善したい。
弾さんの「アルファーギークに遭ってきた」のインタビューの中で、Seasar2でHOT deployという、ソースコードの変更をアプリケーションの再起動無しで即座に反映する技術を開発したよって話をしたときに、弾さんから、「なぜスクリプト言語の得意な土俵に上がるんだ。得意なことは得意な人に任せたら良いんじゃないですか」といわれたことがあります。
私が答えたのは、「得意な人に任せて負けたままって悔しいじゃないですか。だから、できるように挑戦する」みたいな返事(ちょっと言い方は違っているかも)です。
どんな言語でも、ちょっと工夫すれば、いろんなことができます。与えられたままをそのまま受け入れるだけでなく、工夫することで楽しく仕事ができるようになります。
だららね、言語の違いを超強調する人は違和感がある。どんな言語でも工夫すれば何とかなると思っているから。Javaでうまくいかなかったから、Rubyみたいな人、あるいは、Rubyからさらに別の言語とか見ていると、ある言語で徹底的にやらずに、ほいほい言語を変えても、うまくいかないよって言いたくなっちゃう。
言いたかったのは、お金をもらう上で、ある言語をやらなければいけなくなったら、楽しく仕事できるようにいろいろ工夫しようということです。