Seasar Conference 2007 Autumn
11/11に法政大学の新キャンパスで行われます。1000人以上の観客動員を狙うチャレンジな企画でもあります。
私は3セッション連続でしゃべります。
注目は、A4のセッションです。生産性が低いとされていたJavaのネガティブなイメージを一気に吹っ飛ばすような新機能をご紹介します。Generics, 列挙型, 可変長引数, アノテーションなどを効果的に活用していますか?Javaの良いところを生かしていないだけなのに、Javaの生産性が低いと思っている人が多すぎるように思います。Javaもいけているんだというところをたっぷりお見せします。
「生産性が10倍」なんてマーケティング用でしょうと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
生産性というのは、ソースコードが少なくなるだけでは、計ることはできません。
- 学習コストが低い。これも生産性を向上させます。「ぱっと覚えてぱっと使える」これが重要。
- トラブルシューティングが簡単。これも生産性を向上させます。9割の機能が一瞬でできても残り1割の開発でトラぶって時間を費やしたなら、生産性が高いとはいえないわけです。今回の新機能では、間違いやすい状況を徹底的に洗い出し、単に例外を出すだけではなく、その例外やログを見て原因が直ぐにわかるようにしています。例外だけでは状況を伝えるには十分ではない場合、必要な部分を伝えるログを出力しています。
- 使いこなしが難しい機能は最初から削除。Lazy loadingやエンティティの継承などは使いこなしが難しく、トラぶりやすい機能です。そのような機能は最初から削除し、かわりにFetch loading(JPAのfetch join)や列挙型によるタイプオブジェクトの実装などのわかりやすい代替機能を提供しています。
是非、ご参加ください。