ひがやすを技術ブログ

電通国際情報サービスのプログラマ

環境による条件付include

diconファイルを条件によってincludeできるようにしました。例えば、UT(UnitTest)のときのみincludeしたいときは、次のようにします。



ここでは、utというのが環境名です。#ENVで参照します。conditionには任意のOGNL式を記述できます。また、環境名は任意に設定することができます。設定は、CLASSPATHのルートにenv.txtというファイルを置き、そのファイルの内容がそのまま環境名になります。標準的な環境名としては次のものを用意していますが、もちろん好きに設定しても構いません。

いちいち、conditionを書かなくても良いように次のようなショートカットが用意されています。例えば、jdbc.diconが本番用と単体テスト用で異なるとします。その場合、jdbc.dicon(本番用)とjdbc_ut.dicon(単体テスト用)を同じディレクトリに置いておけば、環境に応じて自動的に適したファイルが読み込まれます。
上記の機能を利用して、HOT deployとCOOL deployは環境に応じて自動的に切り替わります。