ひがやすを技術ブログ

電通国際情報サービスのプログラマ

カルト

Seasarファウンデーションとその傘下プロジェクトそれぞれに、このカルトが薄まってきているような気がしてならないのです。

私がチーフコミッタをやってるSeasarプロジェクトに関していえば、カルトはいらないと思います。だって、求められていないもの。全ユーザにヒアリングしたわけではありませんが、「安定して動くこと」「情報が豊富であること」「実績があること」が最も求められていることだと思います。
プロジェクトの立ち上げ期には、ある種のカルトも必要でしょう。しかし、今のSeasarプロジェクトは、キャズムを超えて、アーリーマジョリティが相手です。アーリーマジョリティが重要視するのは、実績でしょう。今月のSeasar-user MLには、既に700通のメールが流れています。これほど活発な技術系のMLはそうはないでしょう。これらのメールに一通一通丁寧に答え、ユーザのプロジェクトを成功させ、実績を積み重ねていくことが、さらなるアーリーマジョリティの獲得につながるのです。